僕は若気の至りで多重債務者になったことがありました。司法書士に調停をしてもらい無利子で合法的に返済しましたが消費者金融の看板やATMをみると失敗を2度としないぞ…と心が震えてしまいます。
南バイパス沿いの某携帯ショップとタイヤ屋さんの間にも消費者金融のATMがありました。
そこを通ると心穏やかではないですが昨年末にATMが撤去されている様子のをみました。
後日会社で2002年の住宅地図をみつけ撤去された消費者金融のATMがあった場所をみると三洋信販さんとレイクさんのATMがあったことが分かりました。
レイクさんは利用しませんでしたが三洋信販さんは借りていました。
三洋信販さんはポケットバンクの名前で西日本を中心に展開していましたが最後はプロミスさんに吸収されなくなりました。
レイクさんは新生銀行さんの傘下になったそうです。
借りていた僕がいうのも何ですが…銀行から何%かで借りて最大25%の利益をとるのは濡れ手に粟だと思いました。美味しい思いはいつまでも続かないと感じました。
以前小泉純一郎氏が郵政民営化の選挙を行った時に僕はアンチ自民ですが消費者金融や銀行をやっつけて欲しいと思いこの時は自民に入れました。
郵政民営化で新しい形態の融資が増え景気が良くなると期待しましたが小泉内閣以降格差が広がったことで小泉純一郎氏に投票して自分の首を絞めてしまったと感じました。
僕は東京に住んでいた専門学校時代に失恋をしてその時は彼女が住む東京に居たくない…と思い長野市より規模の大きな街で社会人として歩んでいきたいと思いました。
消費者金融各社は全国に支店があるので僕は一時的に消費者金融も視野に入れて会社訪問していましたが偶然に面接に行った会社で面接官が鬼無里の人がいるよ!と教えてくれました。僕より1歳年下でしたがあまり優秀だった印象がなく彼が続くのなら僕でも勤まるかな?と思いその会社に入社しました。
僕は10年程でその会社を退職しましたが退職時に鬼無里の人は地方の所長になっていました。あの時に面接に行かなければ消費者金融に入社していたかな?とふと思いました。
撤去されたATM跡地をみていると世の移り変わりを感じるのでした。