ながの東急百貨店さんが株式交換方式により東京の東急さんに完全子会社化されることを知りました。
ながの東急百貨店さんは1958年に丸善銀座屋として創業、現東急百貨店の東横との業務提携を経て1970年に現社名に変更したそうです。
僕は昭和42年生まれで現在53ですが僕が3才の頃から現在の社名で営業していたのは長い歴史を感じます。ながの東急さんのモナリザの袋は高級感があり贈り物で貰うと嬉しかったです。
昨年の今頃は新型コロナウイルスの影響でながの東急さんはゴールデンウィーク期間中休業していました。新学期や新年度になり買い物が増える時期だったので経営的には響いたと思います。
21年1月期の営業損益は2億8900万円の赤字で最終損益が5億900万円の赤字に転落したそうです。
近くに駅ビルMIDORIがオープンしたり新幹線開通で東京に買い物に行く人や通販が増えたりで環境が昭和の頃より厳しくなり東急百貨店の経営リソースを生かしながら経営を進めていくのは仕方なかったと思います。
僕も退職金を貰ったらながの東急さんの株を買いたいと密かに思っていましたが5月28日で上場廃止になるそうで残念です。少し前には上場していたマツヤさんもデリシアさんに吸収されました。この時代は小売業は大変だと思いました。
県外の知人からバレンタインデーにお菓子を貰ったので3月21日はながの東急さんにお礼を買いに行きました。
すき亭さんのおこわを買い宅急便で送って貰いました。
ながの東急さんに行ったのは昨年の夏に給付金で財布を買ったのと年末に県外の知人に蕎麦を贈って以来でした。
エレベーターの形がどこかしらイトーヨーカドーを思わせて親しみを感じました。
イトーヨーカドーが閉店してそごう、ダイエーと昭和の賑わった頃から残るお店はながの東急さんだけになりました。
この日は理由ありバーゲンをしていましたが出来るだけながの東急さんも応援して行きたいと思いました。
東急の完全子会社化により経営を立て直しご商売が繁栄していくことを願っています。