久石譲と高畑勲/4年前に日本最古級の相生座で映画と音楽を語る

プラネ

2021年08月08日 06:02

長野市芸術館が16年に開館して5年になります。創立時は中野市出身の久石譲氏が芸術監督をつとめアートメントNAGANOという音楽祭が7月の初めに開催されていました。

クラシックだけでなく現代音楽や映画音楽にも詳しい久石譲氏が知識や人脈を生かして新しい形の音楽祭が出来ることを期待していました。

17年7月12日のアートメントNAGANOでは日本最古級の映画館長野ロキシーさんで久石譲氏と高畑勲氏の対談が実現しました。

この日は平日だったので平のサラリーマンの僕は行かれませんでしたが最初に50分両氏による[かぐや姫の物語/音楽はどうつくられたか]のトークセッションが行われその後[かぐや姫の物語]の映画上映が行われました。

素晴らしい音楽家はたくさんいますが日本最古級の映画館長野ロキシーさんの良さを見いだしてくれる音楽家は少ないと思い久石譲氏だから出来た企画だと思います。

同時開催として高畑勲氏のアニメーションの世界として[おもひでぽろぽろ]や[セロ弾きのゴーシュ]等高畑勲氏の名作が長野ロキシーさんで公開されました。

残念ながら久石譲氏は芸術監督を退任しましたがアートメントNAGANOを楽しんだりサポートすれば良かったと後悔しています。

久石譲氏も長野市芸術館での経験を生かして更なる活躍を願っています。

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