那須川天心/今日6月13日/3人相手にスペシャルマッチに挑む
僕は幼少の頃に月曜夜7時から放送されたキックボクシング中継をリアルタイムに観て育ち高校時代はマーシャルアーツという雑誌を購読、1987年にキックボクシングを生観戦しました。87年当時は地方の農学部系の学校に進学しようかとも進路について悩みましたが生のキックボクシングを観戦してから東京に残りたいと思いました。僅か3戦でしたがキックボクシングのリングにも上がり思い入れが強いです。
少し前ですが職場の後輩がインターネットで高橋三兄弟を知り強いですか?と聞かれました。
僕は高橋三兄弟は強いですが上田市出身の森井選手の方が強いと思う…と話しノックアウトで行われた森井選手対高橋選手の試合を定時後に動画で観ました。
僕と後輩は凄い!とかついつい大声を出してしまい上司に知れ早く帰れと怒られました。仕事をしている人がいるのに動画を観ているのは行けませんがオリンピックやサッカーの日本代表やWBCや長野県の学校が出場するテレビ番組は勤務時間中でもテレビの前に集まり話しているのに…とキックボクシングに対する評価や知名度の低さを感じ魔裟斗選手のような凄い選手が出て地上波でキックが放送されて欲しいと思うようになりました。
そこに登場したのが那須川天心選手でした。キックボクシングでは強すぎて相手がいなくなり来春にはプロボクシングに転向が決まりキックの試合は6月と年末の残り2試合と知り寂しく思っていました。
今日6月13日夜にRIZINのテレビ中継があり那須川天心選手が出場するので楽しみにしていましたが対戦相手がいなくて3人相手に1ラウンドずつキックを封じた特別ルールで対戦することを知りました。
1人目はキックの大崎選手
2人目は魔裟斗2世と呼ばれたHIROYA選手
3人目はミスターXで当日に発表とありました。
キックボクサーから蹴りを封印してパンチで闘わせるなら普通にボクシングを観た方がレベルが高い試合が観れると思います。蹴りの凄さを見せてプロボクシングと差別化するべきなのに劣化版のボクシングの試合をテレビで生中継する意味が分かりません。
大崎選手もHIROYA選手もRISEを主戦場にしているのにあえてRIZINで対戦する必要があるのか?海外から選手が呼べない事情があるにせよセミファイナルに相応しい試合とは思えなくなりました。
3人目はミスターXで当日発表とのことです。ボクサーの可能性があるそうです。元世界チャンピオンの内山高志氏がネット上では候補にあがっていました。内山高志氏かどうかは現時点では分かりませんがもしも内山高志氏や世界チャンピオンクラスの元ボクサーならミスターXと言わずに普通に名前を公表した方が盛り上がると思いさほど知名度がない選手だと思いました。
那須川天心選手は今回62キロ契約になるそうでHIROYA選手とは10キロ以上違うそうです。ならば階級を上げれば良いと思います。
全ては那須川天心選手がいけないわけではありませんがサッカーの日本代表やオリンピックのように一般の人にもキックボクシングの強さや凄さを表現して欲しかったので今回の蹴り抜きボクシング試合は残念でなりません。
関連記事