陶王子2万年の旅/柴田昌平監督/舞台挨拶/21年7月25日

プラネ

2021年07月31日 23:02

7月24日と25日に長野ロキシーさんで[陶王子2万年の旅]というドキュメンタリー映画の柴田昌平監督の舞台挨拶がありました。

陶芸のルーツの2万年前から宇宙に使われる未来まで世界各地をロケしながら描いた作品で美術品や陶磁器や何でも鑑定団が好きな人にオススメしたい作品でした。

舞台挨拶では24日に松代焼窯元の唐木田伊三男さん、25日には金属造形作家の角居康宏さんの地元に縁のある芸術家を招いてトークショーが行われました。

ゲストの角居さんは現在中条に住んでいますが以前はロキシーさんの近くに住んでいたそうです。善光寺の保護区で火を出してはいけないそうで中条に引っ越したことや大学を卒業して巨匠に弟子入りしたエピソードを語っていました。

陶王子2万年の旅が撮影された経緯は[千年の一滴・ダシとしょうゆ]をみたフランス人陶芸家から人と自然の向き合う姿を描いた柴田昌平監督と人間と陶磁器のドキュメンタリーを撮影したいと話しがあったそうです。

日本の焼き物は生きた博物館であるのに対してヨーロッパはまだ歴史が浅く中国は古い物がどんどん失われていくので日本人の柴田昌平監督と制作したいとオファーがあったそうです。

完成した作品は教育映画のようでこのまま劇場では公開し難いのでユーチューブで知った中国の芸術家に携わって欲しいと思ったそうです。

柴田昌平監督が中国に行き現地の人にユーチューブでみた芸術家の話しをしたら探してきてくれ制作に携わったそうです。

まだまだ良い話しやエピソードがありましたが思ったようにメモがとれず伝わり難くなりましたが知的好奇心が満たされた良いドキュメンタリーでした。

長野ロキシーさんでは8月5日まで公開予定なので盛り上がることを願っています。

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