2021年08月08日
久石譲と高畑勲/4年前に日本最古級の相生座で映画と音楽を語る


クラシックだけでなく現代音楽や映画音楽にも詳しい久石譲氏が知識や人脈を生かして新しい形の音楽祭が出来ることを期待していました。
17年7月12日のアートメントNAGANOでは日本最古級の映画館長野ロキシーさんで久石譲氏と高畑勲氏の対談が実現しました。
この日は平日だったので平のサラリーマンの僕は行かれませんでしたが最初に50分両氏による[かぐや姫の物語/音楽はどうつくられたか]のトークセッションが行われその後[かぐや姫の物語]の映画上映が行われました。
素晴らしい音楽家はたくさんいますが日本最古級の映画館長野ロキシーさんの良さを見いだしてくれる音楽家は少ないと思い久石譲氏だから出来た企画だと思います。
同時開催として高畑勲氏のアニメーションの世界として[おもひでぽろぽろ]や[セロ弾きのゴーシュ]等高畑勲氏の名作が長野ロキシーさんで公開されました。
残念ながら久石譲氏は芸術監督を退任しましたがアートメントNAGANOを楽しんだりサポートすれば良かったと後悔しています。
久石譲氏も長野市芸術館での経験を生かして更なる活躍を願っています。
2021年03月27日
夜の千石劇場/長野駅近く/21年3月25日午後9時頃

車を持つようになってから駅前に行くことは無くなりましたが久々に駅前に行ったので周辺を散策してみました。
駅前に来たついでに千石劇場さんに行ってみました。9時過ぎだったので館内の電気は消されバリケードが張られて中に入れないようになっていました。
僕は長野ロキシーさんに年間20回程観賞に行き一般的な人に比べ映画を観る回数は多いと思います。
僕が映画に興味を持つようになったのは2002年からです。その年は日韓ワールドカップが開催されました。フランス大会は全く興味がありませんでしたが日韓大会でサッカーの面白さを感じました。その頃はまだパルセイロは本格的な活動をしていなかったのでサッカーのように今まで興味が無かった分野を積極的に見ていきたいと思い手始めに映画を観るようになりました。
映画はレンタルで充分と思っていましたが劇場の大きなスクリーンで観る映画の醍醐味に触れ休日は映画館に行く機会が増えました。
2002年頃はグラシネさんはまだなく…
長野ロキシーさん
千石劇場さん
東宝グランドさん
東宝中劇さん
長野東映さん
シネマポイントさん
6館が長野市内にありました。
グラシネさんが無かったので6館はほぼ横並びでした。
当時は千石劇場さんは友の会があり系列のシネマポイントさんと伴に1000円で観賞出来たのでよく観賞に行きました。
その後多重債務になり3年以上映画から遠ざかっていました。その頃長野ロキシーさんは日本最古級だと知り完済したらロキシーさんをサポートしたいと思いながら返済していました。
令和になり2020年代になり僕が映画を見始めた頃の6館で残っているのはロキシーさんと千石劇場さんだけになりました。
ロキシーさんは単館系やドキュメンタリーが豊富で頻繁に映画関係者のトークショーや舞台挨拶があり業界の人と観客の距離が近いことと映画の黎明期からの施設が残っているのが魅力的だと思いますが千石劇場さんも建物は古いですがロキシーさんに比べ建物の歴史やシネコンに無い魅力が少なく娯楽が増えスマホやレンタルで映画が気軽に見れる時代に千石劇場さん独特の色を出して欲しいと思いました。
千石劇場さんも長野市内に古くからある映画館で全国的に街中のシネコン以外の映画館が減る中で頑張っているのでリスペクトしています。
千石劇場さんの更なる発展を願っています。