2021年03月27日
地球で最も安全な場所を探して/核のゴミ最終処分場を巡り世界を旅する


この映画はスイス在住の核物理学者で公名な原発推進派のチャールズ・マッコンビー氏が世界各地の同胞たちとこの問題に取り組む姿を反原発のスイス人のエドガー・バーゲン監督が撮影、2人は中国のゴビ砂漠や青森県六ヶ所村、スイス、スウェーデン、アメリカ、イギリスと世界各地の最終処分候補地を巡る旅を描いた作品になります。
見終わって小出裕章氏のトークショーを聴いたりパンフレットを見たりして感じたことはとんでもないことになっているので今すぐにでも原発をやめて新しいエネルギーを開発するかガソリンや電気の消費のエネルギー問題を考える時期に来ていると思いました。そしてこの映画は政府には不都合であり地上波では絶対に放送されないと思いました。パンフレットには小泉純一郎氏の名前があり派遣社員を増やしたり格差を広めた小泉純一郎氏が反原発だったことを知り良心があったことを感じました。
話しは変わり僕個人の話しになり原発問題とは関係はありませんが…
僕の父親は呑む打つ買うが好きで生活費を家に入れなかったり長野市から幼少の頃に住んでいた鬼無里村までタクシーで帰りその度に母親と喧嘩していたり母親の勤務先にきてお金の無心をしたり出鱈目なことをしていました。
父親はそれなりに出世しましたが母親も正社員として働き世帯年収は1000万円ありましたが豊かさは無かったです。
定年間際まで改心せずに道楽を繰り返し気がつけば祖父母から受け継いだ鬼無里村の生家を手放し2000万円貰えると自慢していた退職金も借金で失い生命保険は母親が知らない間に解約して遺産0円で母親の扶養を僕に丸投げにして亡くなりました。
僕は中途採用で出世も1番遅く手取り18円程で住宅ローンを背負わされ小遣いも月に2~3万しかなく住宅ローンを名目にボーナスも半分持って行かれ言われるまま家にお金を入れ将来の見通しが立たずに苦しんでいます。
先に書いたように世帯年収1000万円あり当時は定期預金の金利が5%位あったので年収約300万円と母親の僅かな年金だけの僕より資産形成が容易なのに…若い頃は親が嫌いでも親の年齢になれば苦労していたんだな…と見直すパターンがあっても親と同じ年になると出鱈目なことをしていたんだとますます嫌いになっています。父親を四六時中恨んでいたら車を運転している夢をみて何か飛んでくるぞ!と思ったら父親の首でフロントガラスに首がぶつかる場面で目が覚めたことがありました。
うまく伝わっていないかもしれませんが親の浪費で人生設計が立たない僕のパターンを出し親の世代の浪費といえる現代の核のゴミ処理問題で次世代が苦しむのかな…と思うと独身の僕でも他人事に思えなくなりました。
掲示板などで子供がいないと可哀想という意見もみますがこの映画をみたらマンションに良い住みながらもトイレが無く汚物の処理を丸投げにされたようで子供たちの方が可哀想だと思いました。
他にも掲示板で自分の子供たちが独身の年金をみるのは可哀想だとか既婚者と独身や子供ありと子無しの対立を煽るパターンをみますが実は政府には核のゴミ問題に目を背けてもらい好都合なのかもしれないとこの映画を観て感じました。
科学が飛躍的に発展してノーベル賞的な発明があり核のゴミ処理問題が解消することを願っています。